外付脳内そっ閉じメモ

脳内に澱のように溜ったものの単なる置き場デス。そっ閉じ必至。

2020-01-01から1年間の記事一覧

なぐり書き

発達障碍当事者として、1)当事者運動と種々のアソシエーション運動との間の微妙な関係 2)哲学とデザイン(という発想)との間の座りが悪いままの関係 3)ケアリングと資本主義との間の一見対立しているようで実はそうではなくなりつつある関係*1には多…

メモⅥ

ポスト構造主義の隘路? 68年の思想としてのポスト構造主義は、元々は倫理的なものと美的なものとの間の対立を、欲望や快楽というものに依拠することによって乗り越えようとするものだった。しかし現在では、ポスト構造主義は単なる社会/言語構築主義へと…

メモⅤ

「生きる」以降を「生きる」こと 近年、「人新生」という語と共に、人間とは無縁な地球の現実について問われているが、そんな折り篠原雅武『「人間以後」の哲学。人新生を生きる』を読んだ。副題に「生きる」とあるように、人間以後の人間の生を問うている。…

メモⅣ

関係の不在としての敵対性と、展開の不在としての凝固化 関係やコミュニケーションとは、関係やコミュケーションの原理的な不在や不可能性を弥縫する(=隠蔽できないものを無理やり隠蔽するために周縁化、例外化させる)仕方でしかないならば*1、同じく展開…

ただの愚痴

弱さとは無縁な者に限って弱さを尊重すべきだと言い… (左派・リベラル界隈では)自分の強さや有能さに無自覚というか無頓着な者に限って、自分は人間の弱さというものを尊重するぞと堂々と主張したり、あるいは、そうした弱さを尊重しない現在の社会の風潮…