2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
前日のエントリーの追記です。 錯覚とジレンマ 〈感性〉にのみ主体を依拠させる試みと、「自分探し」との関係は、土井隆義の次のような議論が参考になるかも知れない。「現代の若者」は*1、そのときどきの自分の感情、感覚、気分――まさに〈感性〉的世界――に…
「自分探し」や「承認欲求」という言葉は、多くの人間がそうしたものに囚われているという事実を確認する際の社会学的な記述概念としては確かに適切なのかも知れないが、しかし、どうしてそうなってしまったのかを分析する際の社会科学的な分析概念や、ある…